前回の記事で、
距骨と踵骨をマッピングしなおしたら、
足の指先まで可動域が広がったとお話ししました。
今回は、足全体の骨がどうなっているのか、
見ていきましょう!
足の骨格
まずは、
足の骨格模型を見ていただきます!
![](https://mayanaishizaki.com/wp-content/uploads/2023/03/大腿骨-15.jpg)
どんな印象を受けるでしょうか?
この記事に興味を持ってくれた人は、
こんなにたくさんの骨があるのかと
驚いたのではないかと思います。
わたしもはじめて知ったときには、
うっひゃーと思いました。
足の指は、5本!
だから、5つの骨しかない!
と本気で思っていたのですから。。。笑
さてさて、片足には26個もの骨があります。
全体像を見てみてください!
違う角度からも、足の骨格をお届けします。
![](https://mayanaishizaki.com/wp-content/uploads/2023/03/大腿骨-5.jpg)
![](https://mayanaishizaki.com/wp-content/uploads/2023/03/大腿骨-6.jpg)
![](https://mayanaishizaki.com/wp-content/uploads/2023/03/大腿骨-7.jpg)
それでは、骨の名称をお伝えしますね!
足の骨は、大きく3つ
足の骨は、大きく分けて、
3つの部位から構成されています。
踵のほうから、
足根骨(そっこんこつ)
中足骨(ちゅうそくこつ)
趾骨(しこつ)
です。
![](https://mayanaishizaki.com/wp-content/uploads/2023/03/大腿骨-10.jpg)
足根骨(そっこんこつ)
足根骨は、踵の部分の骨です。
全部で、7個です。
距骨
踵骨
舟状骨(しゅうじょうこつ)
立方骨(りっぽうこつ)
楔状骨(けつじょうこつ) 3個
からなります。
![](https://mayanaishizaki.com/wp-content/uploads/2023/03/大腿骨-11.jpg)
中足骨
足の甲にある細長い骨で、5個あります。
親指側が第1中足骨で、小指側が第5中足骨です。
親指の中足骨の両端に、
種子骨が2個あります。
![](https://mayanaishizaki.com/wp-content/uploads/2023/03/大腿骨-12.jpg)
趾骨(しこつ)
足の指の骨です。
中足骨にくっついている方から、
基節骨(きせつこつ)指のつけ根の骨
中節骨(ちゅうせつこつ)指の付け根と指先の間の骨
末節骨(まつせつこつ)指先の骨
です。
![](https://mayanaishizaki.com/wp-content/uploads/2023/03/大腿骨-13-1.jpg)
中節骨に注目してください!
親指だけ、中節骨はありません。
わたしはこれを知ったときは、
指の動かし方が変わりました。
手も同じなので、
よく見て、動かしたら、
面白い発見があるかもしれません。
![](https://mayanaishizaki.com/wp-content/uploads/2023/03/大腿骨-14.jpg)
そうすると、趾骨は、
基節骨が5個
中節骨が4個
趾骨が5個
の14個あります。
これで、片足28個(種子骨含める)
全て網羅しました。
関節は?
この26個もある骨、
それぞれに関節があると考えると、
足の指先の動きが変化しないでしょうか?
![](https://mayanaishizaki.com/wp-content/uploads/2023/03/大腿骨-16.jpg)
今回は、骨について書きましたが、
筋肉、腱、靭帯があって、
足を動かしています。
さいごに
わたしは、
関節がたくさんあって、
関節がぐにゃぐにゃする
と考えたら、
とても軽やかに指先まで動きはじめました。
あなたは、足への解剖学知識を増やしたら、
どう動きが変化しましたか?
はじめて知ったときの感覚の変化は、
とても素敵な体験ですよね!
ぜひ会ったときに、教えてください!