心と思考

ポジティブ感情は、身体から作り出せる

ポジティブ感情で本番を迎えたい
と思っている人に、
朗報をお伝えします!

ネガティブになりたくないと、
誰でも思いますよね。

何かしら本番を控えているパフォーマーは、
ポジティブな感情で、
本番に望みたいと思うことは、
自然なことだと思います。

わたし自身も、
難しい本番に対して、
感情が揺れることがあります。

そんな皆さんに、
ポジティブ感情は、
身体からでも作り出せることをお伝えします。

ポジティブ感情とは?

ポジティブ感情とは、
ウェルビーイングの5つの要素の1つに当たります。

計測可能なウェルビーイング理論を構築した
マーティン・セリグマン氏によると、
楽しみ、歓喜、温もり、心地よさなど、
自分が「感じるもの」と定義されています。

ポジティブ感情に目を向ける?

わたし自身は、
ポジティブ感情という言葉を聞いた時に、
ポジティブな感情は良い
ネガティブな感情は悪い
と善悪のような捉え方にも感じるので、
あまり好きなとらえ方ではないと感じました。

どんな感情であっても、
自分が「感じるもの」であれば、
素晴らしいと考えています。

ネガティブ感情があるからこそ、
ポジティブ感情がいきてくる。
反対もしかり。
そして、ネガティブでもポジティブにも
分類できない感情もあります。

そして、どんな感情であれ、
溢れてきたものを押し殺していくことは、
全ての感情を感じにくくしてしまうと実感しています。

例え、どんな感情を持ったとしても、
自分が何を感じているのかを認識すること(=感情のメタ認知)
が、とても大切です。

感情をメタ認知する

アレクサンダー・テクニークは、
身体の不必要な緊張・クセを、
人間本来のポテンシャルを発揮できるように、
アプローチしていくワークなのですが、
身体の内感覚が繊細になるにつれ、
自分の感情もメタ認知しやすくなります。

内感覚を研ぎ澄ますということは、
身体を観察していくことなので、

わたしは、
身体をこう感じている
というように、
自分との距離が出来るようになります。

身体を観察していくと、
恐怖を感じているときは、
身体が緊張していることに気がつきます。

感情を感じにくくなっている人も、
身体の緊張に気がついたら、
感情にも気がつきやすくなります。

感情よりも身体の反応が、
何よりも率直なフィードバックをくれます。

これはわたし自身が通ってきた道なので、
自信をもってお伝えできます。

ただただ、どんな感情も観察して、俯瞰していく。

どのような感情をあなたが感じているのか、
まず気がつくこと
に重点を置いてください。

感情も未完了だと、
不消化が蓄積されていくので、
完了させていくことも大切なので、
あまりにもつらい場合は、心の専門家を探してくださいね。

身体の反応

身体の反応を想像してください。

例えば、
友人に言われたひとことに、
落ち込んでいるとしましょう。

その時の感情は、
怒りや怖いという感情かもしれません。

このように、
ネガティブ感情に分類されるときは、
多くは身体がどこかしらが緊張しています。

わたしの場合は、
呼吸が浅くなり、
胸のあたりが緊張しているような感覚を得ます。


それでは、
あなたがお風呂に入っているときは、
リラックスしているとしましょう。

その時の感情は、
安らぎや、幸せだという感情かもしれません。

その時の身体の状況はいかがでしょうか?

身体は、ほどよく緩んでいると思います。

このほどよく緩む状況を、
身体で意図的に作ることはできると考えます。

身体から感情を変える

では、どのような身体がポジティブ感情を
生み出しやすいのでしょうか?

アレクサンダー・テクニークでは、
環椎後頭関節(かんついこうとうかんせつ)が、
柔軟に動けている時に、
人間は最もポテンシャルを発揮する
と言われています。

環椎後頭関節

耳と耳の間
鼻の穴の奥あたり
軟口蓋の上あたり
にある、人間の一番上にある関節です。

ここが人間の一番上に関節なので、
押し下げられてすぎていたり、
押し上げられすぎていたりすると、
身体は動きにくくなります。

体験をしてみてください。

①頭、首を下に押し下げて、
肩をすくめてみてください。
そしてギュッと力を入れてみてください。


その状態で、
呼吸をしてみたり、
腕をあげてみたりしてください。

いかがでしょうか?



②今度は、頭、首、肩を全てリリースしてみてください。


その状態で、
呼吸をしてみたり、
腕をあげてみたりしてください。

今回は、いかがでしたか?

だいぶ動きが、変化したと思います。

どちらのほうが、動きやすかったでしょうか?

②のほうが、動きやすかったと思います。

身体の緊張している場所をリリースすると、
感情の強張りも変化していきます。


そして、これはわたしの体感ですが、
身体の感覚に興味を持つと、
感情がぐるぐるしないという利点もあります。

身体からのフィードバックが多すぎて、
感情を感じている時間がないかもしれません。


結果的に、
身体のポテンシャルをあげる動きをすると、
身体の不必要な緊張がないので、
パフォーマンス力も上がります。

そして、
ポジティブな感情を感じやすくなると言えます。

さいごに

最大のポイントは、
感情や身体に気がつくです。

感情をメタ認知できていれば、
身体の動かし方を変える選択ができます。

また、身体の緊張に気がつけば、
身体の使い方を、ポテンシャルを発揮する動きに、
選択しなおすことができます。
そうすると、感情も自ずとポジティブになっていきます。

一石二鳥、いや一石三鳥ですね。

アレクサンダー・テクニークは、
ウェルビーイングにも繋がります。

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